なぜ肘が痛くなるのか
ゴルフやテニス、野球にみられる肘の痛みは、なぜ起こるのでしょうか？
それは、腕の筋肉の使い過ぎが原因です。
プロのスポーツ選手の場合、過度に筋肉を使い、それが原因で肘に痛みが出ることは、容易に想像できます。
痛みは、実際にスポーツをしているとき時だけでなく、日常生活で、腕の曲げ伸ばしや、手を握る動作、ちょっとした衝撃でも肘に痛みが。
急性時には、しばらく腕を使わなければ、良くなることもありますが、クセになるとなかなか完治しなくなります。
テニス肘の場合、主に肘の内側の付け根が痛くなり、野球の場合は、肘の外側。 ゴルフでは、肘の内側に痛みが出ることが多いのですが、外側にも痛みが出ることもあります。
一般的な治療法
肘の痛みの一般的な治療法は、肘に直接、ステロイド注射や痛み止め、マッサージや電気を当てるなどです。 ストレッチも有効だとされますが、そのような治療法では、治らないことも多く、実際には、湿布やサポーターでごまかす人が、ほとんどです。
症状についての説明
手足の痺れで一番わかりやすい例えとしては、正座を長時間した時に出てくる足の痺れだと思います。
ああいった痺れというのは基本的に、筋肉が血管を長時間圧迫することによって起こる「血液循環不良」「神経の圧迫」により出てきます。
それが正座をしていない状態でも足や手に出てしまっているのが、今のあなたの症状である可能性は高いです。
痺れが出てしまうと、筋肉を上手く使えない状態になってしまいます。
血液循環不良や神経の圧迫が起きているので、筋肉が正常に働かなくなり、結果的に痺れが出ていない部分でかばって歩いたり、腕を使ったりすることになります。
そうなると、肩や腰などに痛みが出てしまうことも多くみられます。
痺れが出てしまった場合は、なるべく早めにその痺れの根本原因がどこにあるのかを正確な検査ができる整体院に行って見てもらうことをオススメします。
肘の痛みの本当の原因
肘の痛みは、肘の付け根の炎症が原因だと言われています。
では、なぜ炎症が起こるのでしょうか？ それは、主に肘の前後の筋肉にコリがあり、肘を引っ張ってしまうからです。
テニスやゴルフの場合、ラケットやゴルフクラブを小指を中心にして握ります。 なので、小指側を握る筋肉に負担がかかるので、肘の内側が痛くなりやすい。
野球の場合、ボールを投げるときに、親指側の筋肉に負担がかかるので、肘の外側が痛くなります。
でも、過度に筋肉を使うプロのアスリートではないのに、なぜ、一般の人たちの肘が痛くなるのでしょうか？ それは、日常生活の腕の使いすぎの影響です。
最近では、パソコンやスマホで腕の筋肉を酷使するので、腕の筋肉がコリで硬くなりやすい。
そのような状態で、スポーツを行うことで、さらに腕の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなり肘を引っ張ってしまい痛みになるのです。
肘の痛みの本当の原因
当院では、まず、肘の痛みの原因となる筋肉と特定する検査を行います。
もちろん、複数の筋肉が原因となる場合も多いので、施術と検査を繰り返しながら、原因となる筋肉を緩める施術を行います。
具体的には、前腕や上腕の筋肉を主に、肩甲骨はがしも行い、腕全体の血流を促すことにより、再発防止にも努めてい行きます。