股関節の痛みがみられた時には、ほとんどの場合はまず病院か整骨院に行かれると思います。
そこでレントゲンやMRIの画像所見を撮られたり、股関節に電気を当てたり温めたりマッサージを受けたりされることが多いと思います。
症状が軽減しなければ痛み止めの注射やロキソニンなどが処方されることが多いのが現状です。
カウンセリングや実際に検査や施術を行う中で1番問題だと感じることは「正確な原因の検査ができていない」といった致命的な事実です。
股関節の痛みは股関節のインナーマッスルの過緊張により発症することが非常に多くみられます。
股関節は本来、関節包内運動といって股関節の中で関節が滑っているものです。
その関節包内運動が起こらなくなってしまった結果、股関節の動きを出そうとした場合に本来の動きが出せなくて詰まってしまうわけです。
関節が詰まると筋肉を圧迫してしまい、痛みが出てしまいます。
あるいは、股関節本来の動きが出せなくなることで、股関節の筋肉が過剰に働こうとします。
結果として、股関節の過剰な働きにより過緊張状態になり、血液循環不良となって痛みが出ます。
こういったケースでは、股関節のレントゲンを撮っても原因がハッキリしない、股関節に注射して痛みを一時的に抑えても、整骨院で股関節のマッサージや電気を当てたりをしても改善しないということになります。
ですので、しっかりと「正確な原因の検査」をすることが非常に大切になります。
症状についての説明
股関節の痛みは普通、変形性股関節症によるものが多いと病院で言われることが多いものです。
変形性股関節症というのは、股関節の軟骨がすり減っている状態のことを言います。
ただ、ここで考えて欲しいのは「股関節の軟骨がすり減っていても、痛みがないケース」です。
例えば、本来ある股関節の隙間が極端に少なくなってしまっているお客様が当院には多く来られます。
ですが、股関節には痛みがないと言われるケースはハッキリ言って多いです。
ここから分かるのは、変形性股関節症があったとしても、軟骨のすり減りがあったとしても股関節に痛みが100%出るわけではないということです。
変形性股関節症は年齢によって出現してくることが非常に多いため、年齢が高い方は諦めてしまうことも多いかと思いますが、まだ諦めるには早いです。
しっかりと原因を検査して、正しい施術を受けて改善してください。
原因
股関節の痛みの原因は大きく3つに分けられます。
・股関節の筋肉の過緊張により股関節が詰まる。
・股関節の筋肉の過緊張により血液循環不良になる。
・股関節への荷重のかかり方が偏っている。
基本的に股関節の軟骨そのものに原因があるケースは施術現場では見るケースは少ないのが印象です。
股関節の軟骨がすり減っていると病院で言われたけど、当院に来て上記の3つの検査や施術を行うことで痛みが改善することは多くのケースでみられます。
ただし、股関節の痛みの原因は上記の3つがほとんどですが、もちろん痛みの原因は個人差があります。
その個人差のある膝の痛みの原因を「正確に検査」することで効果のある施術をすることができます。
まずは股関節の痛みの根本原因を正確に検査をして、股関節の痛みを改善していきましょう。
当店での改善法
関節の痛みを改善するためには「股関節のインナーマッスル」を改善する必要があるケースが多いです。
ただ、股関節のインナーマッスルは数が非常に多いため、どの筋肉が股関節の痛みを引き起こしているのかをしっかりと検査する必要があります。
股関節の痛みを引き起こす原因を検査できればあとは、
・股関節まわりの皮膚リリース
・股関節まわりの筋膜リリース
・股関節まわりの筋肉の硬結を解消する
この3点を行うことで股関節の痛みの解消ができることが多く見られます。大事なことは正確な検査、そして施術の順番を間違えずに行うことです。
しっかりと検査・施術を行うことで改善できるケースは多いので、諦めないでください!